米国東部に広く分布。ホワイトオークには多くの樹種があるが、うち８種ほどが市場に出ている。

ヨーロピアンオークと色、外観が相似。辺材は淡色、心材は淡褐色から濃褐色。一般に木目は通っており、木肌は中程度から粗い。レッドオークより放射組織が長いため木理が整っている。

機械加工しやすい。接着、ネジ、釘のどれにも適しているが、穴あけ加工が望ましい。鉄分に反応するので、メッキ加工した釘の使用が望ましい。接着性能は不安定だが、ステイン、つや出し加工で綺麗に仕上がる。材はゆっくりと乾燥し割れを避ける為に注意が必要。収縮が大きく、狂いが出やすい。

重硬。曲げ：強、破壊：中、剛性、低。スチーム曲げに優れる。サザンホワイトオークは年輪幅が広く、ノーザンホワイトオークより重硬であることが多い。

心材は耐朽性あり。非常に防腐処理が難しいが、辺材は中程度。

米国内：入手しやすいが、レッドオークほどではない。 輸出：様々な品質、仕様で製材や単板として極めて入手しやすい。最も多く輸出されている樹種。

建築、家具、フローリング、造作、屋外家具、モールディング、ドア、キッチンキャビネット、パネル材、枕木、橋、樽、棺。 産地によっては色、肌目、特徴、特性が異なる。発注する材が確かに用途に適したものであるよう、サプライヤーと緊密に連絡を取る事を推奨する。 ノーザンホワイトオークとサザンホワイトオークを区別して販売する事もある。

無塗装品(サンダー240番仕上げになります)この他にウレタン塗装、自然塗装(オスモ等)なども対応させて頂きます。状況やお取引方法などによっても異なりますので、詳細はお問い合わせください。
又、クリアー塗装が基本となりますが、着色に関してもご要望にお応えいたします。お気軽にご相談下さい。